四条エイジ随筆選

詩人・流言研究家・IT Editor・ITコンサルタント・コンプライアンスオフィサーが自由気ままに書き綴る随筆選。

ブログ再開

コロナ禍にブログを始め、ブログの使い勝手の悪さと私自身の怠惰から休止していました。しかし、心機一転「エフ流言研究室」から「四条エイジ随筆選」に改めて、散文・随筆を中心に書き綴りたいと考えております。 思えば、現在仕事以外で文章を書くことがあ…

蝉の滞在

ベランダの金木犀にかれこれ3日間、蝉が滞在している。 小柄なメスのアブラゼミだ。 好きなだけ滞在してくれて構わない。 可能ならば樹液でも食して、元気になってほしい。 私は昆虫全般が苦手であるが、蝉は好きだ。 ちなみにカブトムシは苦手である。 蝉が…

ブログ更新頻度が少なくなった訳

昨年は今年よりも高い頻度でブログを更新していた。 しかし、今年からは頻度がかなり低下した。 言い訳をさせて頂くと、このブログサイトが重いのが原因だ。 他のサイトはストレスなく、閲覧できるのに、このサイトは重い。ストレスフルだ。 私の仕事上、サ…

ブルーベリーと害虫退治

先週あたりから、毎日のようにベランダのブルーベリーが食べごろを迎え、毎日収穫して食している。 やや酸味が強いが自分が作ったブルーベリーであると思えば、愛着が湧く。 そんなブルーベリーの葉を食べてしまうカナブンが現れて、葉の一部が食われてしま…

ビジネス書のメリットと更に深い理解のために

自己啓発や世の中のトレンドとなっているキーワード・技術等を簡単に効率的に知るために、ビジネス書を読むことは非常に良いことであると私は考えている。 しかし、ビジネス書はあくまで入門書と考えた方が良いとも私は考えている。 本格的には何かを理解す…

キーボード

仕事でもプライベートでも使うPCのキーボードについては、こだわりを持っている。 在宅勤務になり、好きなキーボードを仕事でも使えるようになり、仕事効率が上がったと考えている。 キーボードについては以下の点で自分に合っているものを使用している。 ① …

オンラインゲームは精神力の訓練になるか

最近、Dead by Daylightというゲームをしている。 詳細説明は割愛するが、サバイバー側で勝つためには、他のプレイヤーとの協力が必要である。 そして、時には味方を見捨てるという判断も生き残るためには必要である。 そんなゲームをする中で、他のプレイヤ…

淘汰の先の豊穣

強風に揺らぐ枝から捥ぎ取られた実 残された実は栄養を大いに受取り大きく膨らむ ベランダのブルーベリーに起きている現象だ

バイアス

自分という人間のフィルターを通してでしか世界を認識することはできない。 全ての人間にとって、自分自身とは特別な存在である。 そんな特別な存在である自分は、例えばコロナに罹患することはない。 というのは、幻想である。 自分自身を過信してはならな…

ブログ開設1周年

このブログを開始して1周年が過ぎた。 自由に書いている。 何かに追い立てられるように書いていては続かない。 これからも書きたい時に書く。 このスタンスで自由に書いていこうと思う。

社会を惑わす嘘

世の中にある情報の中で最も罪深いのは、人々を混乱に陥れるようなデマである。 時として、信頼がおけると考えられる情報源でさえも、意図せずデマを流してしまうことがある。 そこで重要なのは、情報を受け取り解釈し、理解する情報の受取手である私たちの…

元々何があった土地か

私が住んでいるマンションは、江戸時代には、宿場町があった場所である。 そして、30年くらい前には、どうやら古本屋があったらしい。(YOUTUBEで知った。) 土地に歴史あり。ここに住み始めてから、古本屋巡りが私の趣味になったこととは何ら関係はないが、…

ブルーベリーの花

ブルーベリーの花は、スズランみたいな見た目だ。 今年もベランダで綺麗に咲いている。 葉は昨年よりも全体的に小ぶりだが、数が多い。 花は昨年よりも少し多い。 沢山実って、食べられるように育ってほしい。 ちなみに花言葉は、「実りある人生」「知性」「…

情報に関するポリシーと職業

世の中にある情報の中で最も重要なものは、「生命に関わる情報」である。そして、次に重要なのは「財産に関わる情報」である。私はそのように考えている。この考え方は大学生の頃から変わらない一貫した私の考え方だ。 そのようなポリシーを持っていたので、…

桜ソング(V系バージョン)

桜にまつわる歌。桜ソング。人によって色々なお薦めソングがあると思う。 あえて、私はV系バンドに絞って桜ソングだけでアルバムを作るとしたら、どのような選曲になるか。考えてみた。(桜ソングの定義:タイトルや歌詞に桜・さくら等が登場する曲) 1.桜…

表現の自由

ある表現は一部の人を不快にさせる。これは仕方ないことだ。全ての人に好かれるような表現は存在しない。何でもかんでも差別や蔑視であると、批判していては世の中がつまらなくなる。差別のない世の中は住みやすいかもしれない。しかし、表現の自由が奪われ…

10年前(3.12)

2011年3月12日。東日本大震災の翌日。朝、私は会社を出て、ひとまず動いている電車に乗って、家に帰る決断をした。同期と2人で2~3時間かけて、上野駅まで歩いた。上野駅は人が溢れかえり、改札を封鎖していた。構内アナウンスではあと5時間くらいは閉鎖する…

10年前(3.11)

2011年3月11日14時46分。その時、私は都内某所、本社のあるビル最上階でデスクワークをしていた。その日は、仕事の繁忙期でなかったため、わりとゆったりと仕事していた。地震発生時、不在者の座席のキャスター付きの椅子が激しく動き。立っていられないくら…

ウォシュレット

いくつになっても、初体験は大事である。何事も経験値を積んでこそ、人生は楽しくなる。最近、私は人生で初めてウォシュレットを使ってみた。約6年前にマンションを買ってから、何となく使っていなかったのだが、遂に使ってみることにした。感想は、非常に衛…

ツピーッ×4

口笛で鳥の鳴き声を真似る。「ツピーッ、ツピーッ」鳥の種類を知らないまま、見知らぬ鳥とコールアンドレスポンス。暖かい季節によく聴く鳴き声だ。この鳥の名前を昨年知った。シジュウカラ。もっと話をしたい。

ゼミの仲間たち

ふと、机の奥から懐かしい写真が出てきた。大学時代の写真、ゼミの仲間の写真だ。集合写真やゼミの時の写真。皆、素敵な笑顔ではっとした。最新こんな笑顔で笑えているであろうか。皆、今頃何をしているのだろうか。幸せに生きているのであろうか。連絡を取…

確率の中を生きる

全ての事象には発生確率が存在する。僅かな確率に賭けて、幸福の訪れを期待することも、僅かな確率の不幸に怯えて、委縮してしまうのも、愚の極みである。確率の支配する世界でクールに生きることができれば、現実に向かい、現実的な努力をして、あとは天に…

雑談の時間

在宅勤務で仕事中の雑談が減った。これは無駄な時間が削減されて、仕事効率が上がったと言って良いのだろうか。私はそう思わない。雑談にはリフレッシュ効果と仕事で蓄積されたストレスや不安を和らげる効果があると私は考えている。雑談の減少だけが原因で…

激務の定義

忙しさの感じ方や定義は難しい。ある人にとって月40時間の残業は少ないと感じるし、ある人にとっては非常に多く辛いと感じるかもしれない。また、やるべきタスクが3つ以上平行してあるという状態が普通と感じる人と多忙過ぎであると感じる人がいて、単純に仕…

尖る

良い意味で空気を読めるようになった。そして、悪い意味で空気を読むようになった。誰かに媚びてしまうことに嫌気がさす。誰かが好みそうな発言をして、選択をして。自分の想いや考えを犠牲にしている。まだまだ尖っていたい。だから、まだまだ嫌われる心構…

不可域に思う

自分の力が及ばないところで物事が決まり、そのレールの上に載せられる。別れや出会いが強制されて、いつだって心が落ち着かない。時々、どうしようもないくらいの無力感に苛まれて、贅沢な絶望感を味わう。涙なんて許される年齢でもないから、隠れて涙する…

災害の度に

災害が起きる。そして、またデマが流れる。災害時のデマは生命や財産の損失に影響を与える可能性がある危険なものだ。デマを流す者、中継する者に悪意はないかもしれない。(むしろ正義感から情報を拡散させる)しかし、安易に情報を拡散してはならない。そ…

オカルト

私はオカルト的な事象をある意味信じてはいない。しかし、否定しようとは思わない。人知の及ばない領域で何かが起きている可能性があるからだ。オカルティズムは科学の範疇に入る可能性を秘めている。私はオカルト、特に幽霊系の話が好きだ。今のところ出版…

ヒヨドリと見つめ合う

ある晴れた午前、ベランダにやってきた君は僕と見つめ合う。 暫くして慌てて、飛び立つ君の名前を僕は知らない。 でも、噂で聞いたところによれば、君はヒヨドリという生物学的名前を持っているらしい。 「ドリ」が生物学的分類の「鳥類」を意味するならば、…

伊東の景色と共に

情景が広がる。言葉の奏でるリズムと共に。 木下杢太郎は私が敬愛する詩人の1人である。 数年前、当時名前さえ知らなかった「木下杢太郎」の詩集を私は手に取った。 その数週間後、結婚後、初めて旅行に行った伊東で、木下杢太郎記念館を訪れた。 伊東の美し…