四条エイジ随筆選

詩人・流言研究家・IT Editor・ITコンサルタント・コンプライアンスオフィサーが自由気ままに書き綴る随筆選。

日々の破片

蝉の滞在

ベランダの金木犀にかれこれ3日間、蝉が滞在している。 小柄なメスのアブラゼミだ。 好きなだけ滞在してくれて構わない。 可能ならば樹液でも食して、元気になってほしい。 私は昆虫全般が苦手であるが、蝉は好きだ。 ちなみにカブトムシは苦手である。 蝉が…

ブログ更新頻度が少なくなった訳

昨年は今年よりも高い頻度でブログを更新していた。 しかし、今年からは頻度がかなり低下した。 言い訳をさせて頂くと、このブログサイトが重いのが原因だ。 他のサイトはストレスなく、閲覧できるのに、このサイトは重い。ストレスフルだ。 私の仕事上、サ…

ブルーベリーと害虫退治

先週あたりから、毎日のようにベランダのブルーベリーが食べごろを迎え、毎日収穫して食している。 やや酸味が強いが自分が作ったブルーベリーであると思えば、愛着が湧く。 そんなブルーベリーの葉を食べてしまうカナブンが現れて、葉の一部が食われてしま…

ビジネス書のメリットと更に深い理解のために

自己啓発や世の中のトレンドとなっているキーワード・技術等を簡単に効率的に知るために、ビジネス書を読むことは非常に良いことであると私は考えている。 しかし、ビジネス書はあくまで入門書と考えた方が良いとも私は考えている。 本格的には何かを理解す…

キーボード

仕事でもプライベートでも使うPCのキーボードについては、こだわりを持っている。 在宅勤務になり、好きなキーボードを仕事でも使えるようになり、仕事効率が上がったと考えている。 キーボードについては以下の点で自分に合っているものを使用している。 ① …

オンラインゲームは精神力の訓練になるか

最近、Dead by Daylightというゲームをしている。 詳細説明は割愛するが、サバイバー側で勝つためには、他のプレイヤーとの協力が必要である。 そして、時には味方を見捨てるという判断も生き残るためには必要である。 そんなゲームをする中で、他のプレイヤ…

淘汰の先の豊穣

強風に揺らぐ枝から捥ぎ取られた実 残された実は栄養を大いに受取り大きく膨らむ ベランダのブルーベリーに起きている現象だ

ブログ開設1周年

このブログを開始して1周年が過ぎた。 自由に書いている。 何かに追い立てられるように書いていては続かない。 これからも書きたい時に書く。 このスタンスで自由に書いていこうと思う。

ブルーベリーの花

ブルーベリーの花は、スズランみたいな見た目だ。 今年もベランダで綺麗に咲いている。 葉は昨年よりも全体的に小ぶりだが、数が多い。 花は昨年よりも少し多い。 沢山実って、食べられるように育ってほしい。 ちなみに花言葉は、「実りある人生」「知性」「…

情報に関するポリシーと職業

世の中にある情報の中で最も重要なものは、「生命に関わる情報」である。そして、次に重要なのは「財産に関わる情報」である。私はそのように考えている。この考え方は大学生の頃から変わらない一貫した私の考え方だ。 そのようなポリシーを持っていたので、…

表現の自由

ある表現は一部の人を不快にさせる。これは仕方ないことだ。全ての人に好かれるような表現は存在しない。何でもかんでも差別や蔑視であると、批判していては世の中がつまらなくなる。差別のない世の中は住みやすいかもしれない。しかし、表現の自由が奪われ…

ウォシュレット

いくつになっても、初体験は大事である。何事も経験値を積んでこそ、人生は楽しくなる。最近、私は人生で初めてウォシュレットを使ってみた。約6年前にマンションを買ってから、何となく使っていなかったのだが、遂に使ってみることにした。感想は、非常に衛…

ツピーッ×4

口笛で鳥の鳴き声を真似る。「ツピーッ、ツピーッ」鳥の種類を知らないまま、見知らぬ鳥とコールアンドレスポンス。暖かい季節によく聴く鳴き声だ。この鳥の名前を昨年知った。シジュウカラ。もっと話をしたい。

雑談の時間

在宅勤務で仕事中の雑談が減った。これは無駄な時間が削減されて、仕事効率が上がったと言って良いのだろうか。私はそう思わない。雑談にはリフレッシュ効果と仕事で蓄積されたストレスや不安を和らげる効果があると私は考えている。雑談の減少だけが原因で…

激務の定義

忙しさの感じ方や定義は難しい。ある人にとって月40時間の残業は少ないと感じるし、ある人にとっては非常に多く辛いと感じるかもしれない。また、やるべきタスクが3つ以上平行してあるという状態が普通と感じる人と多忙過ぎであると感じる人がいて、単純に仕…

不可域に思う

自分の力が及ばないところで物事が決まり、そのレールの上に載せられる。別れや出会いが強制されて、いつだって心が落ち着かない。時々、どうしようもないくらいの無力感に苛まれて、贅沢な絶望感を味わう。涙なんて許される年齢でもないから、隠れて涙する…

ヒヨドリと見つめ合う

ある晴れた午前、ベランダにやってきた君は僕と見つめ合う。 暫くして慌てて、飛び立つ君の名前を僕は知らない。 でも、噂で聞いたところによれば、君はヒヨドリという生物学的名前を持っているらしい。 「ドリ」が生物学的分類の「鳥類」を意味するならば、…

次の季節へ

正に冬真っ只中。1月の風は冷たい。ベランダのブルーベリーはほとんど葉を落としてしまったが、枝の先には春に向けて芽が少しづつ大きくなってきている。常に1つ先の季節はその存在を静かに誇示している。小さな変化に気付ける感性を常に持っていたいものだ…

隙間風の来訪

緊急事態宣言が出て、街の静寂は早く訪れるようになった。車通りも普段より若干少ないように感じる。もしも、私が独りぼっちならば、孤独と不安に怯えているであろう。こんな時は、家族(パートナー)に感謝したくなる。今夜は時々突風が吹き抜けて、玄関ドア…

家では走り回らないこと

生まれてから、今まで一軒家に住んだことがない。ずっと、マンションである。転勤族で、西は三重県、北は宮城県に住んだことがある。子供の頃から、マンション暮らしであるため、騒音に関しては、親から注意を受けた。そのため、家では走り回ったりしない。…

仕事量とその対価

仕事はこなした量に比例して対価である給料を貰えるわけではない。そこには、質という要素が介在する。また、所属する組織・会社全体の収益に応じて、対価は変動する。残念ながら、努力した分だけの対価が貰えるような単純な世の中ではない。しかし、諦めて…

自由気まま

何かに忖度したり、気を遣い過ぎて、疲れてしまう日がある。 そんな状態に嫌気がさして、自分を責めたりしても意味がない。 何も解決しない。 たまには力を抜いて思うがままに、自由に物事を綴ったり、吐露してみて、明日からの活力が回復するならば、それが…

香水はモード切替えスイッチ

今年、「香水」という曲が流行った。香水と言えば、私は社会人になってからずっと愛用している。外出する時には1プッシュ。人に不快な感じを与えないように、軽く仄かに薫ればと思っている。愛用しているのは「BLEU DE CHANEL」。今のところ、会社や知り合…

大地の筆先

鮮やかに黄色く葉を染めた銀杏の樹から、風が吹く度にヒラヒラと葉が降っている。 まるで、大地から突き出た筆のような形をしている大きな銀杏の樹だ。 リビングから見える景色には一体何種類の植物がいるのだろうか。 少なくとも、今この時期は全ての注目を…

許す

今年、某有名大型ネット通販サイトで買い物をして、2回、注文したものと違う商品が届いたことがあった。 いずれも、出品者側のミスであり、解決したのだが、注文していたものが届くのに倍以上の時間がかかってしまった。 そんな時、「ついてないな」って、…

会議が増える

在宅勤務中は書斎で仕事をしている。 そして、夕方になると、リビングから夕陽を眺める。 少し癒されて、また書斎に向かう。 在宅勤務では、コミュニケーションが弱くなると言われているが、むしろ逆である。 在宅勤務になってから、会議が増えた。 物理的移…

理性なき場所

夜に繁華街を通る。飲み屋ではマスクをしない人々が大声でサッカー観戦を楽しんでいる。路上では缶ビールを片手にタバコを吸っている。飲んだり、吸ったりを交互に繰り返し、大声で話しをしている。その場所は路上喫煙禁止区域だ。酔っ払いが路上で大声でケ…

知識が基本

創造的、独創的なものを作り出すためには、基本的な知識が大前提となる。 何事も基本が大事である。 自分の才能という幻を過信して、堂々と振る舞っても土台がなければ、グラつき、揺れて躓く。 許された時間の中でしっかりと土台を固めるのだ。 日々、己の…

西日に暖まるトンボと蜂

私の家のリビングには東側・南側・西側に窓がある。 夕方になれば西日が差し込む。 西日を反射した窓の傍に赤蜻蛉と蜂が止まっていた。 夕方一時の暖の中、陽が沈む西へ向かい飛んでいった。 そんな静寂の赤い時間を把握できるのは書斎で仕事している故だ。 …

会議を壊す者

会議において、場の雰囲気を壊したり、自分中心に持っていく人に遭遇すると、心底気分が落ち込む。 和をもって協力し、課題解決に向けて全力でぶつかり合う会議なら良いが、会議を壊す者は、自己中心的に会議のイニシアティブを掌握しようとしてくる。 私は…