理性と野性
最近、丹羽宇一郎氏の著書を4冊ほど読ませて頂いた。
読んだ4冊いずれにも「理性の血」と「動物の血」のお話があった。
人間には「理性の血」と「動物の血」が流れていて、
「理性の血」によって、「動物の血」がコントロールされている状態が善
「動物の血」が噴き出している状態が悪というものだ。
つまり人間には完全なる善人と完全なる悪人というものは存在しないという
考え方である。まさにその通り。
対人関係を考える上で、そして、己の生き方を考える上で
非常に有効な考え方であると感じた。
私についていえば、まだまだ理性:動物(7:3)くらいで
常に動物の血が蠢いている状態。
せめて、8:2くらいに抑えていきたいものである。