流言研究入門書
流言やデマ、噂等を理解、研究するにあたり、まずは全体像を把握する必要がある。
そんな時にお勧めの1冊がある。
それが松田美佐著『うわさとは何か ネットで変容する「最も古いメディア」』である。
うわさは幾つかに分類される。
そして、その定義は研究者によって微妙に異なっているが、全体像を把握する入門書として、本書は最適である。
流言、デマ、ゴシップ、都市伝説、風評の定義。
有名はうわさの公式(オルポートとポストマン)。
近年の流言事件。等
是非、多くの人に読んで頂きたい1冊である。
そして、私と同様、一般人として、流言に対する高い情報リテラシーとコンプライアンス意識を有する同志になって頂きたいと思うのである。