四条エイジ随筆選

詩人・流言研究家・IT Editor・ITコンサルタント・コンプライアンスオフィサーが自由気ままに書き綴る随筆選。

在宅勤務における仕事部屋考

  4月上旬から在宅勤務をしている。家のどの部屋で仕事をするのが効率的であるか。考えてみた。

 我が家のネットワーク環境(Wi-Fi)があるのは、寝室である。オンライン会議のことを考慮すると寝室が最適である。仕事をするための折り畳み式の机、折り畳み椅子もあるため、仕事に支障はない。しかし、睡魔に襲われた場合に、ベッドが近くにあると眠ってしまうかもしれない。そのように考えて、まだ寝室で仕事をしたことはない。

 次にリビングである。広さ、部屋の明るさ(角部屋なので3面採光)等を考慮すると、クリエイティブなマインドが刺激されそうである。しかも、キッチンともオープンに繋がっており、いつでもすぐに飲み物、食べ物にアクセスできる。しかし、私的事情であるが、ここ最近、上階の住人の騒音が激しく、集中力を削がれてしまう。今般のコロナによる自宅待機に伴い、リビングで子供が暴れているらしい。また、リビングでオンライン会議をする際には、パートナーが自宅待機の場合、気を使わせてしまうため、リビングは仕事に適さないようだ。(ちなみに私は所謂、奥さん、嫁さんのことを他人に話す場合、パートナーと呼ぶ)

 次に書斎、つまり自分の趣味部屋である。騒音、パートナーへの気遣い、睡魔への誘惑から解放される。Wi-Fiも寝室の隣であるため、ほぼ問題ない。しかし、私の書斎は、1つの壁一面を本棚にし、反対側にあるクローゼットも本棚として利用しており、本への誘惑が生じる。また、書斎にはエアコンがないため、真夏日は辛いかもしれない。

 候補としては以上、3つの部屋である。総合的に考えて、仕事に集中できるのは書斎と判断し、最近は書斎で仕事をしている。しかし、せめて騒音問題が解決したら、一人で行う資料作成や調査はリビングで行い、オンライン会議は書斎で行いたいものだ。