大学時代の思い出

大学1年、2年の頃、教養科目として、哲学系の授業をいくつも受講していた。

その中で、村上恭一先生は、妙に印象に残っている。

目を瞑り、やや天を仰いで、例えばヘラクレイトスについて語っている時の表情を

神々しく感じたものだ。

最近、村上先生の著書が急に読みたくなり、買って読んでいる。

大学時代、私は比較的真面目な学生であったと考えているが、恥ずかしながら、哲学の何たるかを深く理解していたとは思えない。

大人になって、人生経験を少しは積んだ今だからこそ、今度はしっかりと理解するように努めたい。

倫理学講義