四条エイジ随筆選

詩人・流言研究家・IT Editor・ITコンサルタント・コンプライアンスオフィサーが自由気ままに書き綴る随筆選。

流星群の夜

ある夏の日、北軽井沢。

夜中に布を敷いて寝転び、満点の星空を見上げる。

流星群を眺めながら、願い事を連発する。

欲張りな私はその内、幾つの夢を叶えられたであろうか。

絵に描いたような青春の場面は今でも私の宝物である。

隣にいた君は、あいつは、皆幸せでありますように。

偽善じみた願いであると笑われても素直に優しくなれるのだ。

大自然の神秘の前で人は優しくなれるのだ。