四条エイジ随筆選

詩人・流言研究家・IT Editor・ITコンサルタント・コンプライアンスオフィサーが自由気ままに書き綴る随筆選。

読書カテゴライズ(4)知的好奇心からの読書

大抵の人間には知識欲というものがある。物事を知りたいという欲求は生物界においては人間特有のものだろう。知識というと、どうしても勉強と同義と捉えがちだが、所謂お勉強だけが知識ではない。自分が興味を持った事物に対して、知りたいと思えば、それが知的好奇心の顕現である。

知的好奇心にジャンルは問わない。例えば、ここ数年、私が興味を持って、幾つも書籍を漁った分野は、以下の通りである。

「哲学(主に実存主義)」「戦後GHQ占領下の日本(主に大衆文化・カストリ)」「性風俗(主に赤線・青線)」「村上水軍」「雲」「浦和の歴史」「芥川龍之介(主に周囲の人間関係や人物像)」「花田清輝(著作・思想)」「組織教育」「ベーシックインカム」「ティール組織」等

何かに興味を持つと、最低でも3冊以上は読まないと気が済まない。よって、私は退屈を知らない。そして、あくまで知的好奇心であり、そこに義務は存在しない。飽きれば、それまでのことである。だから、ストレスなく、興味がある物事に時間を投入することができるのである。

<当該カテゴリーのお薦め本>

・「大学4年間の〇〇〇が10時間で学べる」シリーズ(入門としては十分な内容、大学の教養科目を受ける感覚で読める。)

GHQ占領下、カストリ関連:長谷川卓也氏の著書、山岡明氏の著書

性風俗関連:広岡敬一氏の著書