学生の頃、会話することが苦手であった。
何を話せば良いのか分からなかったのだ。
しかし、何を話せば良いかなんて考えることはナンセンスだ。
相手との関係の中で自然に会話が発生する。
何も考え過ぎないことだ。
しかし、言葉遣いやワードセンスはその人物の生活、知性や思考回路が反映される。
そして、話し方に一番影響を与えるのが、読書だと私は考えている。
活字で脳に刻み込んだ文章はその人の話し方に大きな影響を与える。
だから、私は美しい文章に出会った時は書き手に感謝するようにしている。
本は会話の教科書である。