四条エイジ随筆選

詩人・流言研究家・IT Editor・ITコンサルタント・コンプライアンスオフィサーが自由気ままに書き綴る随筆選。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

無意味なランキングと〇〇大賞

住みたい街ランキング、都道府県の魅力度ランキング、世界の美しい顔ランキング、流行語大賞とは、誰がどのようにして決定しているのだろうか? 一体何人の人に調査をして決定しているのだろうか?そもそも調査しているのだろうか?明確な根拠が示されないま…

専門家の言葉

あらゆる専門家の言葉には力がある。 代表的なのは医者の言葉だ。 医者の言葉には重みがあり、心身ともに患者を癒す可能性を秘めている。 経験豊富なコンサルタントの言葉も依頼者の課題解決に大きく寄与する可能性を持つ。 己の中にある蓄積された知識と経…

理性なき場所

夜に繁華街を通る。飲み屋ではマスクをしない人々が大声でサッカー観戦を楽しんでいる。路上では缶ビールを片手にタバコを吸っている。飲んだり、吸ったりを交互に繰り返し、大声で話しをしている。その場所は路上喫煙禁止区域だ。酔っ払いが路上で大声でケ…

航空障害灯

都内の摩天楼を見渡せるホテルの高層階に泊まり、夜中夜景を眺めてみると ビルの屋上に設置された航空障害灯が赤い明滅を繰り返しているのが目に付く。 何故かあの明滅を見る度に何とも言えない切ないような気持ちになる。 理由は分からない。私の詩情を刺激…

腕時計

私の腕時計には秒針も短針も長針もない。 1メモリで10分、1日で1周する腕時計をしている。 正確な時間はスマホで分かる。腕時計をする意味があまりない。 秒針の音は私を追い込もうとする。 唯でさえ時間に追われた日常生活でせめて時計だけはゆったりと時間…

知識が基本

創造的、独創的なものを作り出すためには、基本的な知識が大前提となる。 何事も基本が大事である。 自分の才能という幻を過信して、堂々と振る舞っても土台がなければ、グラつき、揺れて躓く。 許された時間の中でしっかりと土台を固めるのだ。 日々、己の…

西日に暖まるトンボと蜂

私の家のリビングには東側・南側・西側に窓がある。 夕方になれば西日が差し込む。 西日を反射した窓の傍に赤蜻蛉と蜂が止まっていた。 夕方一時の暖の中、陽が沈む西へ向かい飛んでいった。 そんな静寂の赤い時間を把握できるのは書斎で仕事している故だ。 …

会議を壊す者

会議において、場の雰囲気を壊したり、自分中心に持っていく人に遭遇すると、心底気分が落ち込む。 和をもって協力し、課題解決に向けて全力でぶつかり合う会議なら良いが、会議を壊す者は、自己中心的に会議のイニシアティブを掌握しようとしてくる。 私は…

在宅勤務とトレーニング

在宅勤務の影響で筋力が低下した気がする。 しなやかに強靭な身体にするためにトレーニングを続ける必要がありそうだ。 筋力というよりは関節の可動域であったり、持久力であったり、柔軟な動きを可能にすることに重点を置いたら、筋トレというよりも、スト…

日々紅葉のブルーベリー

ベランダのブルーベリーの木が赤く紅葉し始めている。 1枚1枚、日々赤くなり、夕焼けの色を真似しているようである。 やがて、葉が落ちて、春に向けて新芽が黄緑の希望を描き出すであろう。

クリスマスの飾り

幼い頃、実家では季節のイベントに応じた飾り付けを多少していた。 例えば、クリスマスツリー。 一人暮らししていた頃も、ささやかだが、クリスマスっぽい飾り付けをしていた。 そして、結婚後もクリスマスの置物を玄関に飾ったり、小さなガラスのクリスマス…

興味の喪失

何かに興味を持っても、ふと全く興味を失う瞬間がある。 これはコントロールできない人の性質の1つである。 興味を失った物事に対しては距離を置くことでまた興味を回復させることができる可能性がある。 対象の物事に対して、何か義務があるならば、いずれ…

仕事で成長

啓蒙的な道徳的な綺麗ごとを書きたいのではない。しかし、仕事を通じて自分の能力を強化し、成長することができたら、それは非常に幸福なことである。 私はIT関連の仕事をしているが、所謂プログラマーではない。機密扱いの情報もあり、詳しく仕事内容を説明…