四条エイジ随筆選

詩人・流言研究家・IT Editor・ITコンサルタント・コンプライアンスオフィサーが自由気ままに書き綴る随筆選。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ガーデニング

あなたの趣味は何かと聞かれたら、私はまず「読書」と答えるだろう。 これは意識的に本を読むようにしているからである。 そして、暫し考えた後、「古書店巡り」や、「音楽鑑賞(意外かもしれないが、主にV系バンドを聴く)」、「カラオケ」等を答えるであろう…

感謝を伝えること

埃が舞い本の上に積もる。 振り払うためにブックブラシを使う。 本を愛するためには、日頃のちょっとした努力が必要である。 同じように私は身近な人々を愛するために、感謝を伝えるように心掛けている。 特にパートナーに対しては、「ありがとう」を必ず1回…

詩論

詩論というものを真剣に読んだことがない。詩集は何冊か読んだことがある。好きな日本の詩人は、木下杢太郎、萩原朔太郎。詩人としては認識されていないかもしれないが、辻仁成さんは詩人としても好きである。 子どもの頃は、ヘルマン・ヘッセや宮沢賢治や堀…

在宅勤務における仕事部屋考

4月上旬から在宅勤務をしている。家のどの部屋で仕事をするのが効率的であるか。考えてみた。 我が家のネットワーク環境(Wi-Fi)があるのは、寝室である。オンライン会議のことを考慮すると寝室が最適である。仕事をするための折り畳み式の机、折り畳み椅子も…

些事と悩み

面倒なことは全て些事である。 些事に対して心を奪われ過ぎたら悩みに変わる。 面倒なことに対しては積極的に行動をもって解決を図る。 もしくは、面倒という認識を変えるしかない。 悩みを解決するためには当件に立ち向かう勇気が必要なのだ。

掃除とは生きることである

毎日家を掃除していても、不思議と埃は積り、床に細かい塵が散見される。 大袈裟に言えば、生活するということは掃除をすることである。 掃除は人間だけが行う尊い行為である。 人間らしく生きるとは掃除をするということである。 そんな感じで掃除を礼賛す…

英語学習

私は大学時代にちょっとした手違いから、4年間英語の講義を受けることになった。本来は語学必修なのは大学3年まで。但し、4年間勉強したからといって、英語が良くできるわけではなかった。 社会人になり、英語とは無関係な部署で仕事をこなしてきたが、数年…

私は詩人である

私は幼い頃、初めて詩というものを書いて以来、いつか詩人になりたいと思い続けている。そして、今私の肩書を明言するならば、少々の迷いを抱きつつも「詩人」であると答えるであろう。詩人の定義は、人の数だけ存在するかもしれないが、私は「自分が詩人で…

世界≠幻

私が学生時代から敬愛・尊敬している作家に辻仁成さんがいる。 辻さんの著書に「世界は幻なんかじゃない」というフォトエッセイがある。 ハードカバーで読み、文庫でも読み。という感じで無意識に好きな1冊である。 最近、辻さんの「孤独にさようなら」とい…

STAY HOME

元々インドア派である私は、以前から休日を1日も外出せずに過ごすことは度々あった。 家で過ごすことにストレスを感じない性質を持っている。 今般の事情で4月上旬から在宅勤務をしているおかげで、通勤のストレスから解放されて、むしろ精神的にはかなり楽…

流言研究入門書

流言やデマ、噂等を理解、研究するにあたり、まずは全体像を把握する必要がある。 そんな時にお勧めの1冊がある。 それが松田美佐著『うわさとは何か ネットで変容する「最も古いメディア」』である。 うわさは幾つかに分類される。 そして、その定義は研究…