四条エイジ随筆選

詩人・流言研究家・IT Editor・ITコンサルタント・コンプライアンスオフィサーが自由気ままに書き綴る随筆選。

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

読書カテゴライズ(6)自己啓発的な読書

自己啓発とは、自発的に自分自身の成長を図ることである。自分自身の成長とは、知的な成長や精神的な成長である。困難にぶつかり、悩み苦しむ時、生き延びるためには、成長が必要である。 本はそんな成長に大きく寄与する。肉体的な成長には運動。精神的な成…

読書カテゴライズ(5)娯楽としての読書

何の為に読書するのか。大半の人が楽しむために本を読むのだろう。 想像力を膨らませ、世界を脳内に展開させる。文字情報からオリジナルの世界を想像(もしくは創造)する。これは人間、しかも識字を前提とした人間の特権である。 私は小説をあまり読まない…

読書カテゴライズ(4)知的好奇心からの読書

大抵の人間には知識欲というものがある。物事を知りたいという欲求は生物界においては人間特有のものだろう。知識というと、どうしても勉強と同義と捉えがちだが、所謂お勉強だけが知識ではない。自分が興味を持った事物に対して、知りたいと思えば、それが…

読書カテゴライズ(3)叙情的な読書

幼い頃から、詩を創作している。そして、恥ずかし気もなく、私は詩の創作という事実、趣味を公言している。過去にはHPで作品を公開していたが、今は非公開としている。 そんな詩の創作に繋がる読書を、私は叙情的な読書と呼んでいる。つまり、詩情を搔き立て…

読書カテゴライズ(2)ライフワークとしての読書

現在の私のライフワークは「流言研究」である。 世の中に度々出現しては消えるデマ・フェイクニュースに伴う風評被害やパニックに興味を持つようになり、関連する書籍を読み漁っている。 ライフワークとしての読書において、目的は研究であるから、最終的に…

読書カテゴライズ(1)5分類

私の趣味は読書。趣味というよりは生活の一部であると言える。 大体10冊程度を同時進行で読んでいて、常に飽きないようにと工夫している。 多い時で年間100冊程度。決して読むスピードは早くない。むしろ遅い。 私の読書の傾向について、カテゴリーしてみた…

コントラスト咲き

金木犀が散った後、遅れて数輪小さく咲いた。 香りは無いが、茶色く縮んだ先輩達の中、存在感を示している。 闇あって、光あり。カスミソウあって、薔薇あり。 群衆の中、数多の物語があれど、比較の中で存在感を示すことができる。 早く咲くか?遅く咲くか?…

出社

直近4か月、出社は月に1回程度であったが、今月から週に1回は出社することになった。まだまだ、都内のコロナ感染者は多い。出社しなくても仕事が回っているにも関わらず、出社しなければならないのは若干納得できない。 確かに対面で打ち合わせすることは、…

悩みある日々

生きることに悩みは付き物である。 悩みのない人生はつまらない。 悩みは仮想敵でも試練でもない。 思考する人間にとってはあらゆることは悩みに繋がる。 生きることは悩むことである。 悩み以上に楽しみが生きることには付き纏う。 生きることは楽しい。 そ…

梟コレクター

幼い頃から、身近にフクロウの置物が飾られていた。 それから、何となくフクロウのフォルムが好きになり、今となっては、ちょっとしたフクロウグッズコレクターになってしまった。 リビングのクッション、寝具、コースター、フクロウ関連本、絵画、フクロウ…

赤く咲く

古本屋に向かう途中の線路脇に 赤い壁のマンション前の駐車場の隅に 大学の裏門入口傍に あの赤い花は咲いていた。 ヒガンバナ・曼珠沙華

V系は自由度が高い

私が好きな音楽ジャンルは何かと聞かれたら、間違いなく「ヴィジュアル系」と答えるであろう。 興味がない人からすれば、色々と誤解のある音楽ジャンルであると思う。 見た目だけ重視で音楽性は低いとか思っている人もいるかもしれない。 しかし、それは違う…

秋薫

季節の仲介者。 ベランダの金木犀が開花した。 夜風に乗って秋の香りが部屋に入ってくる。 秋の夜長は癒される。