四条エイジ随筆選

詩人・流言研究家・IT Editor・ITコンサルタント・コンプライアンスオフィサーが自由気ままに書き綴る随筆選。

オカルト

 私はオカルト的な事象をある意味信じてはいない。しかし、否定しようとは思わない。人知の及ばない領域で何かが起きている可能性があるからだ。オカルティズムは科学の範疇に入る可能性を秘めている。私はオカルト、特に幽霊系の話が好きだ。今のところ出版されている竹書房版の「超」怖い話シリーズを全て持っている。あまり人には話したことがないが、これも私の趣味の1つと言わざるを得ない。

 しかし、全てをオカルティズムで解釈・解決を図ろうとする立場に、私は嫌悪感を抱く。理性で物事を解釈しなければ、有効な解決策に辿り着けない。例え、何かを解釈する際、途中にブラックボックスが立ち塞がったとしても、逃げてはならない。迂回してでも理性を保ち、ブラックボックスの向こう側にあるゴールまで歩み続けることが大切であると私は考えている。