四条エイジ随筆選

詩人・流言研究家・IT Editor・ITコンサルタント・コンプライアンスオフィサーが自由気ままに書き綴る随筆選。

バイアス

自分という人間のフィルターを通してでしか世界を認識することはできない。

全ての人間にとって、自分自身とは特別な存在である。

そんな特別な存在である自分は、例えばコロナに罹患することはない。

というのは、幻想である。

自分自身を過信してはならない。

全ての人は残念ながら、何かしらのバイアスに囚われているのだ。

社会を惑わす嘘

世の中にある情報の中で最も罪深いのは、人々を混乱に陥れるようなデマである。

時として、信頼がおけると考えられる情報源でさえも、意図せずデマを流してしまうことがある。

そこで重要なのは、情報を受け取り解釈し、理解する情報の受取手である私たちの情報へのスタンスだ。

何でもかんでも信じるのではなく、真実かどうかを自分なりに冷静に考えることが大切である。

各種情報を検証する方法はあるが、まずは疑ってみることが全てのスタートである。

 

元々何があった土地か

私が住んでいるマンションは、江戸時代には、宿場町があった場所である。

そして、30年くらい前には、どうやら古本屋があったらしい。(YOUTUBEで知った。)

土地に歴史あり。ここに住み始めてから、古本屋巡りが私の趣味になったこととは何ら関係はないが、土地の持つ力を感じざるをえない。

ブルーベリーの花

ブルーベリーの花は、スズランみたいな見た目だ。

今年もベランダで綺麗に咲いている。

葉は昨年よりも全体的に小ぶりだが、数が多い。

花は昨年よりも少し多い。

沢山実って、食べられるように育ってほしい。

ちなみに花言葉は、「実りある人生」「知性」「信頼」等。

知性と信頼。これは私が仕事でも大切にしていることだ。

情報に関するポリシーと職業

 世の中にある情報の中で最も重要なものは、「生命に関わる情報」である。そして、次に重要なのは「財産に関わる情報」である。私はそのように考えている。この考え方は大学生の頃から変わらない一貫した私の考え方だ。

 そのようなポリシーを持っていたので、仕事も生命や財産に関わる職業に就きたいと考えていた。生命と言えば、直接的に関係するのは医療関係の仕事だ。しかし、私の性格的な素養から、医学の道には踏み込めなかった。そして、次に考えたのが財産に関わる仕事。直接的に関係するのは金融関係の仕事だ。就職活動の際、私は政治経済学部であったことから、金融分野への就職は比較的容易であった。事実、私は某銀行2行から内定を頂いた。しかし、IT企業の方が将来性とあらゆる業界に通じる汎用性があると判断し、IT企業に就職した。

 事実IT分野はあらゆる業界に関連していて、やりがいがある。そして、紆余曲折の末、現在は金融分野のプロジェクトを担当している。「財産に関わる情報」に関する仕事ができているという意味では、私の情報に関するポリシーに即した仕事を職業としているといえる。これは幸福なことだ。

 今後、暫くは金融分野のプロジェクトを担当していきたいが、コンプライアンス遵守や流言(誤情報・悪意のある情報)対策に関わる分野に個人的には興味があるため、そういった仕事に何かしらの形で関わることができたら更に幸福であると私は考えている。