四条エイジ随筆選

詩人・流言研究家・IT Editor・ITコンサルタント・コンプライアンスオフィサーが自由気ままに書き綴る随筆選。

桜ソング(V系バージョン)

桜にまつわる歌。桜ソング。人によって色々なお薦めソングがあると思う。

あえて、私はV系バンドに絞って桜ソングだけでアルバムを作るとしたら、どのような選曲になるか。考えてみた。(桜ソングの定義:タイトルや歌詞に桜・さくら等が登場する曲)

1.桜~再会の華~ Kagrra,

2.NOAH THE KIDDIE

3.桜 Janne Da Arc

4.LETTER ViViD

5.花咲センチメンタル Plastic Tree

6.桜に刃 Shulla

7.春、さくらの頃 アリス九號.

8.春煌花-SAKURA- BORN

9.時の列車 Kra

10.STRAWBERRY BUTTERFLY vistlip

11.SAKURAサムネイル Daizy Stripper

 

表現の自由

 ある表現は一部の人を不快にさせる。これは仕方ないことだ。全ての人に好かれるような表現は存在しない。何でもかんでも差別や蔑視であると、批判していては世の中がつまらなくなる。差別のない世の中は住みやすいかもしれない。しかし、表現の自由が奪われた世界は味気なくつまらないし、すぐに叩かれるような世界は住みづらい。真に誰かの生活を脅かすような差別は排除すべきだが、ある程度、表現の自由が担保される世の中であってほしい。強くそう願う。

10年前(3.12)

 2011年3月12日。東日本大震災の翌日。朝、私は会社を出て、ひとまず動いている電車に乗って、家に帰る決断をした。同期と2人で2~3時間かけて、上野駅まで歩いた。上野駅は人が溢れかえり、改札を封鎖していた。構内アナウンスではあと5時間くらいは閉鎖するとのこと。このまま、待っていても、いつ帰れるか分からない。同期と別れた私は、一旦上野駅から出て、どうやって帰ろうか思案した。すると、京浜東北線が普通に動いているのが見えた。これはもしやと思い、御徒町駅まで歩いた。案の定、人が少なく、普通に京浜東北線に乗れた。当時住んでいた大宮に到着し、急いで家に帰った。途中、電信柱が大きく傾いているのを見つけて、不安になった。ドキドキしながら、家に着いた。家電が一つくらい壊れているのを覚悟したが、全て無事であった。何も倒れていなかった。

10年前(3.11)

 2011年3月11日14時46分。その時、私は都内某所、本社のあるビル最上階でデスクワークをしていた。その日は、仕事の繁忙期でなかったため、わりとゆったりと仕事していた。地震発生時、不在者の座席のキャスター付きの椅子が激しく動き。立っていられないくらい激しく揺れた。人によっては机の上に置いた書類が雪崩を起こしたり、デスクトップPCのモニターが倒れそうになっていた。危険を感じた私は足元にあった防災袋からヘルメットを取り出して被った。

 その日、電車は止まり。歩いて帰るという選択肢もあったが、当時、私は本社から約42キロの場所に住んでいた。フルマラソン相当の道のりを夜通しかけて帰る気力がなかったため、会社に残ることにした。会社には記憶では、恐らく300~500人くらいの社員が、残っていたはずである。すぐに総務部や社員食堂のスタッフが機転を利かせて、夕飯を準備・調達してくれた。私は当時、経営企画部門に所属しており、同じ管理部門の社員として、総務部や人事部を手伝って、残っている社員に夕飯を配ったりした。テレビやネットで情報を収集しつつ、不安な夜をほぼ眠らずに過ごしたのを覚えている。

 すぐに実家に連絡をとろうとしたが、電話(まだガラケーを使っていた)が全く通じなかった。当時の彼女(現在のパートナー)の所在と無事は確認できていたため、その点だけは安心できた。被災地ではなかったが、実家と自分の家が無事であるかが不安であった。

ウォシュレット

 いくつになっても、初体験は大事である。何事も経験値を積んでこそ、人生は楽しくなる。最近、私は人生で初めてウォシュレットを使ってみた。約6年前にマンションを買ってから、何となく使っていなかったのだが、遂に使ってみることにした。感想は、非常に衛生的に良いなということだ。時々、使ってみたいと思った。

 文明の利器を利用するかしないかは個人の裁量下にあるが、使ってみなければその良さや欠点に気が付かない。恵まれた環境に感謝しながら、使えるものは使ってみる。試せることは試してみる。このスタンスで何事にも取り組んでいきたいものだ。

ツピーッ×4

口笛で鳥の鳴き声を真似る。「ツピーッ、ツピーッ」鳥の種類を知らないまま、見知らぬ鳥とコールアンドレスポンス。暖かい季節によく聴く鳴き声だ。この鳥の名前を昨年知った。シジュウカラ。もっと話をしたい。

ゼミの仲間たち

 ふと、机の奥から懐かしい写真が出てきた。大学時代の写真、ゼミの仲間の写真だ。集合写真やゼミの時の写真。皆、素敵な笑顔ではっとした。最新こんな笑顔で笑えているであろうか。皆、今頃何をしているのだろうか。幸せに生きているのであろうか。連絡を取っていない仲間の現在が気になる。そんなわけで試しにネットで検索してみたら、何人かの現在が明らかになった。会社を経営していたり、官僚になっていたり、公認会計士になっていたり、大学の准教授になっていたり。社会で活躍しているようだ。ネット検索でヒットするのはある意味、社会的に成功している人たちだ。私のように、検索しても、すぐに見つけることができない人の方が多いだろう。人との比較で幸福度や成功度は図ることはできない。誰かに伝えることができなくても、私はここで幸福に生活している。静かにつぶやき、ウィンドウを閉じる。いつか人生の道で交わった時に、笑顔で近況を語れる時が来たら幸せだ。