読書カテゴライズ(2)ライフワークとしての読書
現在の私のライフワークは「流言研究」である。
世の中に度々出現しては消えるデマ・フェイクニュースに伴う風評被害やパニックに興味を持つようになり、関連する書籍を読み漁っている。
ライフワークとしての読書において、目的は研究であるから、最終的には持論を提示したいと考えている。よって、関連書籍はじっくりと何度も読むことにしている。
昨年から研究を始めて、今年コロナ禍に伴い、デマを発端としたトイレットペーパー騒動が起きた。デマに踊らされる人間行動の愚かさを実感して、私は益々流言について知りたいという思いに駆られている。
<当該カテゴリーのお薦め本>
・流言とデマの社会学(廣井脩)
・流言と社会(タモツ・シブタニ)
・うさわとは何か ネットで変容する「最も古いメディア」(松田美佐)
・うわさの心理学 流言からゴシップまで(R.L.ロスノウ、G.A.ファイン)
・うわさ もっとも古いメディア(J.N.カプフェレ)
・流言蜚語(清水幾太郎)
・なぜ人は騙されるのか 詭弁から詐欺までの心理学(岡本真一郎)
(岡本真一郎氏の「悪意の心理学」「言語の社会心理学」もお薦め。)