白熱灯
私の書斎にはLED蛍光灯(3段階に明るさ調整可能)、LEDデスクスタンド、白熱灯の間接照明がある。夕方、仕事中に使うのは専ら白熱灯の間接照明である。
これは一人暮らしを始めた頃から10年以上使っている。当初はベッドサイドで使っていたものだ。白熱灯はLEDよりも電気効率が悪いし、熱を発する。しかし、寒い季節には暖か味があって、最適である。また、深夜にこの薄明かりの中で読書をすれば、心が落ち着き、眠りへと誘ってくれる。
思い返せば、子供の頃、勉強をする時はいつも蛍光灯と白熱灯をダブルで点けていた。そして、勉強を終えた後は蛍光灯を消して、白熱灯のみの薄明かりのなか、音楽を聴いて感傷的な気分に浸っていた。
「白熱灯好き」は、その頃に築き上げられていたのかもしれない。
会議が増える
在宅勤務中は書斎で仕事をしている。
そして、夕方になると、リビングから夕陽を眺める。
少し癒されて、また書斎に向かう。
在宅勤務では、コミュニケーションが弱くなると言われているが、むしろ逆である。
在宅勤務になってから、会議が増えた。
物理的移動が不要な分、会議への参加ハードルが低くなり、召集されることが多くなったのだ。
これはメリットであり、デメリットである。
会議に時間がとられて、資料作成や調査の時間が減る。
一方で、会議での情報共有がしっかりと実施されることになった。
いずれにしても、コロナが働き方の多様性を推進するきっかけになったことだけは確かである。
無意味なランキングと〇〇大賞
住みたい街ランキング、都道府県の魅力度ランキング、世界の美しい顔ランキング、流行語大賞とは、誰がどのようにして決定しているのだろうか?
一体何人の人に調査をして決定しているのだろうか?そもそも調査しているのだろうか?明確な根拠が示されないままに結果を見て、一喜一憂する人間は愚かだ。
住みたい街ランキングには某不動産仲介会社の意図が見え隠れする。都道府県の魅力度の測定には観光資源が重視されすぎているように思える。そうであれば、正確には魅力度ではなく、観光資源ランキングといった方が正しいだろう。美しい顔の基準なんて、個人によって違うし、全ての人間がエントリーされているわけではない。それならば、世界の綺麗な顔としての知名度が高い人ランキングの方がしっくりくるだろう。もしくは、選んでいる偉い人(仮にとあるおっさんとする)の好みの女性の顔ランキング。流行語大賞は毎年、某主催している会社のお偉いさんが勝手に決めているとしか思えない。たまに聞いたことがない言葉がエントリーされていたり、大賞になったりして驚く。
明確な根拠が示されないランキングを真に受けてはならない。あくまで、娯楽として楽しむものとして割り切る必要がある。