四条エイジ随筆選

詩人・流言研究家・IT Editor・ITコンサルタント・コンプライアンスオフィサーが自由気ままに書き綴る随筆選。

日々の破片

在宅勤務とトレーニング

在宅勤務の影響で筋力が低下した気がする。 しなやかに強靭な身体にするためにトレーニングを続ける必要がありそうだ。 筋力というよりは関節の可動域であったり、持久力であったり、柔軟な動きを可能にすることに重点を置いたら、筋トレというよりも、スト…

日々紅葉のブルーベリー

ベランダのブルーベリーの木が赤く紅葉し始めている。 1枚1枚、日々赤くなり、夕焼けの色を真似しているようである。 やがて、葉が落ちて、春に向けて新芽が黄緑の希望を描き出すであろう。

クリスマスの飾り

幼い頃、実家では季節のイベントに応じた飾り付けを多少していた。 例えば、クリスマスツリー。 一人暮らししていた頃も、ささやかだが、クリスマスっぽい飾り付けをしていた。 そして、結婚後もクリスマスの置物を玄関に飾ったり、小さなガラスのクリスマス…

出社

直近4か月、出社は月に1回程度であったが、今月から週に1回は出社することになった。まだまだ、都内のコロナ感染者は多い。出社しなくても仕事が回っているにも関わらず、出社しなければならないのは若干納得できない。 確かに対面で打ち合わせすることは、…

悩みある日々

生きることに悩みは付き物である。 悩みのない人生はつまらない。 悩みは仮想敵でも試練でもない。 思考する人間にとってはあらゆることは悩みに繋がる。 生きることは悩むことである。 悩み以上に楽しみが生きることには付き纏う。 生きることは楽しい。 そ…

梟コレクター

幼い頃から、身近にフクロウの置物が飾られていた。 それから、何となくフクロウのフォルムが好きになり、今となっては、ちょっとしたフクロウグッズコレクターになってしまった。 リビングのクッション、寝具、コースター、フクロウ関連本、絵画、フクロウ…

秋薫

季節の仲介者。 ベランダの金木犀が開花した。 夜風に乗って秋の香りが部屋に入ってくる。 秋の夜長は癒される。

金木犀

日々、ベランダの金木犀の花の蕾が変化し続けている。 そして、ベランダから見下ろした道路の向こう側にも金木犀が見える。 日本には雄株しか存在しないらしい。 小さな花の存在感のある香り。 謙虚なのに気高い印象。 鮮やかな橙がベランダで薫るのが楽しみ…

資格試験の心構え

本日、また新たな資格を取得した。 とは言っても、それほど難易度が高い資格ではない。 資格試験を取り続けることは、いつの間にか私の趣味のようなものになっている。 私には資格試験勉強に関して、1つのポリシーがある。 それは、合格点を取るのではなく…

資格

社会人になってから、数多くの資格を取得した。 しかし、直接的に仕事に役立っている資格は少ない。 しかも、仕事時間以外で勉強する必要があり、なかなか大変である。 「とある資格がないと業務に携わることができない」といった免許的な性質の資格であれば…

全てはその人が投影される

長年、サラリーマンをやってきて思う。 例え、ゴリゴリのビジネス文書であっても、その作成者のセンスが何かしらの形で投影されるということ。 どんなに客観的な事実を書き連ねたとしても、その順番であったり、節々の言語表現に作成者の想いやスキル、人生…

流星群の夜

ある夏の日、北軽井沢。 夜中に布を敷いて寝転び、満点の星空を見上げる。 流星群を眺めながら、願い事を連発する。 欲張りな私はその内、幾つの夢を叶えられたであろうか。 絵に描いたような青春の場面は今でも私の宝物である。 隣にいた君は、あいつは、皆…

バタフライエフェクトを想像する午後

急に激しい雨が窓を叩く。 鳥や虫の鳴き声や街の雑音が遥かに遠ざかり、静寂が作り出される。 風が土草の薫りを含んで鼻孔を擽る。 時々、記憶にリンクされて、切ない一時が再現される。 雨上がりと共に街は動き出す。 揚羽蝶と黒揚羽が軽々と空を目指してい…

生きて

生きていて欲しい。生きていれば、何とかなる。 お世話になった人がこの地上から旅立って行ってしまうことは辛い。 この辛い想いが私のエゴだとしても、唯願うのは「生きていて欲しい。」 それだけなのだ。 不可逆的時間、事実の中でも、叶わぬ願いを止めら…

蝉の移ろい

ヒグラシが夕暮れを神秘的に染める。 アブラゼミが太陽と遊ぶ。 ミンミンゼミが樹々を泳ぐ。 ツクツクボウシが幕を引く。

ヤモリ

家の前、マンション廊下にヤモリがいた。 スマホで写真を撮り、写りを確認した刹那、姿が消えた。 白い壁に黒い影、煙のように消えた。 どこにもいない。 ヤモリがいた事実を疑ってスマホ画面を見ると、しっかり写っている。 小さな忍者は確かにいたのだ。

真夏の来訪者たち

ある夏の日、朝、蝉がベランダに飛来してきた。 鳴き声を期待したが、静かに止まったままだ。 メスなのだろう。 ある夏の日、昼、カマキリがベランダに飛来してきた。 青空を背景に重力に逆らいベランダの天井を歩いていた。 何でもない風景だが、数少ない我…

ブルーベリー

ベランダのブルーベリーが食べごろになりつつあり、収穫している。 ヨーグルトに入れて食べる。 ヨーグルトの酸味を超えて、味覚に訴えてくる。 自分で育てたものを食べることは楽しい。

悩まずにやる

仕事で悩んでいる時間が発生すると、その時間分の作業時間が減る。 私にとって、作業時間とは資料(顧客説明資料・調査分析・設計書・マニュアル等)を作成する時間である。 考えるということと悩むということは似ているようで全く異なる。 考える中で行き詰ま…

冷静さに欠く

ついていないことが続いたり、心が折れそうになることが続いたりして、気持ちが激しく落ち込む時がある。そして、普段なら冷静に判断し行動できるはずなのに、冷静さに欠く行動をとってしまい、更に気分が落ち込む。負のスパイラルに落ち込み、全てが改善さ…

そしてまた在宅勤務

先月は出社していた。 そして、今週からまた在宅勤務が始まった。 仕事量もやり方も大きくは変わらない。 ただ、対面で同僚と話ができないだけだ。 しかし、何か仕事にやり辛さを感じてしまう。 これは仕事におけるコミュニケーションが必要最低限になりがち…

漫画を読む

幼い頃、私は漫画をほとんど読まなかった。 特に深い意味はなく、正直興味がなかっただけの話である。 高校生のころ、マスターキートンにはまった。 そして、大人になり、フェアリーテイルにはまった。 そして、最近アニメを観て、つい大人買いしたのが「イ…

反面教師

全ての出来事から学ぶことはある。自分が他人から受けた辛い仕打ちや態度から、自分は同じ過ちを他人にはしまいと学ぶ。反面教師。付き合いにくい人物との出会いは学びのチャンスでもある。これから出会うであろう全ての人から、私は学び、人には優しくあり…

ガーデニング

あなたの趣味は何かと聞かれたら、私はまず「読書」と答えるだろう。 これは意識的に本を読むようにしているからである。 そして、暫し考えた後、「古書店巡り」や、「音楽鑑賞(意外かもしれないが、主にV系バンドを聴く)」、「カラオケ」等を答えるであろう…

感謝を伝えること

埃が舞い本の上に積もる。 振り払うためにブックブラシを使う。 本を愛するためには、日頃のちょっとした努力が必要である。 同じように私は身近な人々を愛するために、感謝を伝えるように心掛けている。 特にパートナーに対しては、「ありがとう」を必ず1回…

掃除とは生きることである

毎日家を掃除していても、不思議と埃は積り、床に細かい塵が散見される。 大袈裟に言えば、生活するということは掃除をすることである。 掃除は人間だけが行う尊い行為である。 人間らしく生きるとは掃除をするということである。 そんな感じで掃除を礼賛す…

英語学習

私は大学時代にちょっとした手違いから、4年間英語の講義を受けることになった。本来は語学必修なのは大学3年まで。但し、4年間勉強したからといって、英語が良くできるわけではなかった。 社会人になり、英語とは無関係な部署で仕事をこなしてきたが、数年…